社員の可能性を引き出す、
そんな環境を作るのが私の役目

Introduction
1991年に新卒で入社し、勤続30年のベテラン社員。現在は、製造部 製造二課の課長として現場を支えています。プレイヤーから管理職になったことで、仕事のやり方や意識することが大きく変わったそうです。仕事をするうえで、管理職として心掛けていることや今後の展望などを伺いました。
1991年入社
製造オペレーション
製造部 製造二課 課長
CHAPTER

成功もあれば失敗もある。
そこからの成長がやりがいに。

現在の仕事内容を教えてください
製造部 製造二課で課長をしております。現場で働く人の安全などを管理するのが、私の主な仕事です。もちろん製品を作る会社ですので、品質の管理や装置の効率化といったところも考えながら仕事をしております。
基本的に社員を管理するのがメインの仕事となりますが、現場で何かトラブルが発生したときは、私もすぐに現場へ駆けつけられるような体制をとっています。
この仕事のやりがいや、仕事を長く続けられる秘訣を教えてください
日本精蝋は、周南コンビナートにある会社の中でも、圧倒的に知名度が高い会社です。さらに、ワックス専業メーカーということで、ワックスの国内シェア70〜80%を占めています。ワックスと聞いてもあまり馴染みがないかもしれませんが、ろうそくやタイヤ、トナーやガムなどにも使われており、日常生活に密着しているものなのです。我々がこれらの製品を支えていると思うと、非常にやりがいを感じます。
会社で長く働いていると、成功することもあれば失敗もある。失敗を乗り越えるのは大変なことですが、その都度、自らの成長を感じられます。そういった経験が、この会社で長く働き続けたいという想いに繋がっているのだと思います。
CHAPTER

社員の成長した姿が
自分自身の喜びにつながる。

管理職として心がけていることは何ですか?
課長という役割になって、課全体を一歩引いた目で見るようになりました。社員がどれだけ育っているか、元気にやっているか、職場に活気があるかというところを気にするようになりましたね。あとは、職場の仲間を信頼して仕事を任せることです。
当社では、社員の成長を促すため、一人ひとりに責任や課題を与えて可能性を伸ばすマネジメントに力を入れています。やってみてダメなら私たちがフォローする。さまざまなことに挑戦しやすい環境を作ってあげるのが、管理職である我々の仕事です。自分が教育した社員がどんどん成長していく姿を見ると、私自身の喜びにもなりますね。
今後の目標やチャレンジしたいことを教えてください
年齢的に定年まで残り少ない年数なので、同世代の方たちは“店じまい”のように感じている方も多いと思います。実際、私もそうでしたが、ここ最近、残りの年数で自分がどう成長できるか、ということを考えるようになりました。
自分がこれまでに習得した技術を、職場の仲間たちに継承することももちろんですが、自分自身がまだまだ成長するためにも、休日などを自己啓発の時間にあて、自らの可能性を伸ばしていきたいです。