製品の開発・研究、品質検査を行う研究・試験棟は、2021年に新しく建設されました。
開発課は、既存のお客様のご要望にお応えし、製品改良に取組む他、新しい用途の開発や植物ワックスなど時代のニーズにマッチしたサステナブル素材の開発にも尽力しています。
日本精蝋の品質の要となる試験課は、高品質のワックスをお客様にお届けできるよう、完成した製品だけでなく、各工程ごとに出来た中間製品も測定し、規格に入っているか細かくチェックしています。

日本精蝋の生産の核となる工場です。長年培ってきた確かな技術力と厳しい品質管理のもと、お客様のニーズにお応えした多様なワックスの製造を行っています。
徳山工場は、打上工場と庄の浦工場の2工場に分かれており、東京ドーム約19個分の敷地です。戦前より操業を行っていますが、スクラップ＆ビルドを行い、設備の新鋭化を進めています。
徳山工場は周南コンビナートを擁する山口県周南市に位置し、徳山湾、瀬戸内海に囲まれた風光明媚な場所にあります。3交替によりほぼ止まることなく稼働を続けるワックスの製造プラントは、夜になると美しい工場夜景を見ることが出来ます。

細かく規格の分かれた多品種のワックスを製造するには、高度な技術が要求されますが、製造オペレーターの長年の経験とノウハウにより支えられています。
パネル担当は常に装置の稼働状況を注視し、品質をコントロールしています。

徳山工場には、製造の他に品質管理、物流、設備保全、生産技術等、生産に関わるあらゆる部署があります。
本社やその他の拠点と、テレビ会議システムやウェブ会議を行い、勤務地が違っても連携して仕事を行っています。
海を一望できる会議室は、仕事の合間に一息つく時に癒しとなります。

営業、国際営業、原料調達、経理等の部署があり、国内外のお客様・お取引先様と面談・交渉を行っています。
東京駅より徒歩10分、東京メトロ　京橋駅より徒歩1分でアクセスも良好です。
最近は在宅勤務も行いながら、働き方改革・新型コロナ感染対策に取り組んでいます。

茨城県にある日本精蝋の子会社です。規模は徳山工場より小さいですが、日本精蝋には欠かせない製品を少数精鋭のメンバーで製造しています。
牛久大仏様の近くに位置し、いつも見守って頂きながら業務にあたっています。

日本精蝋初の海外拠点として2014年に設立されたタイ工場（子会社）で、主にタイヤのゴム劣化防止用ワックスを製造しています。そのほとんどを現地の方の採用で操業しておりますが、生産計画に関する会議や技術の教育等、連携が欠かせません。