植物ワックス
植物ワックスは、自然界から分離、精製されたワックスであり、それぞれの組成には大幅な差異があります。いずれも純粋な物質ではなく、異種の様々な混合物です。おそらく、それぞれ異なった育成環境の中で、自己保全のための最適なワックスを生合成しているものと考えられます。
最も多く生産、消費されているのはカルナバワックスです。主な産地はブラジルで、ヤシ科の植物の葉から採取されます。ワックスの特徴は、融点80~86℃程度に対して極めて硬い事、及び成分的にはヒドロキシ酸エステルが多いので安定したエマルジョンが作りやすい事です。主な用途は各種艶出し剤、化粧品、熱転写インクなどであり、かなりの量がエマルジョンタイプに加工されて使用されています。
最も多く生産、消費されているのはカルナバワックスです。主な産地はブラジルで、ヤシ科の植物の葉から採取されます。ワックスの特徴は、融点80~86℃程度に対して極めて硬い事、及び成分的にはヒドロキシ酸エステルが多いので安定したエマルジョンが作りやすい事です。主な用途は各種艶出し剤、化粧品、熱転写インクなどであり、かなりの量がエマルジョンタイプに加工されて使用されています。