#イベント

“海を渡る神輿”
貴船神社夏祭り

150年の歴史を継承する伝統のお祭り

ふぐ延縄漁発祥の地として知られる、周南市粭島で海上安全と豊漁を祈願する『貴船神社夏祭り』が行われました。
日本精蝋は、例年神輿の担ぎ手として従業員が積極的に参加しています。
コロナウイルスの影響で、神輿が海を渡るのは4年ぶりとなり、久々の開催に宮総代会も「こんなに人が集まるとは思わなかった!」と話すほどの大盛況ぶりでした。

  • 勇壮で華麗な海の祭り
  • 伝統の祭りを共に守る

勇壮で華麗な海の祭り

貴船神社夏祭りでは、約40名で担ぐ神輿の他に木造船の“伝馬船”も登場します。
伝馬船は、歌や踊りを披露する祭りの花形で、神様を乗せた神輿を御旅所(おたびしょ)まで先導する役割があります。
船首では、鮮やかな紙飾りの付いたボンデンを持った踊り子が華やかに踊り、船尾では長さ1m程の櫂(かい)を持った踊り子が剣士のように勇壮な踊りを披露します。
踊り子には、神様を乗せた神輿を華やかに先導することや漕ぎ手を鼓舞する役割があるとされています。
伝馬船は2017年以降、乗り手の減少やコロナウイルスの影響で出航できておらず、この度大規模な修理を経て、6年ぶりに神輿と共演することになりました。

日本精蝋に向かって進む伝馬船

伝馬船が、神様を乗せた神輿を先導しながら日本精蝋の方角へ進みます。
貴船神社夏祭りにあやかって、日本精蝋の安定操業・企業発展に繋がることを切に願うばかりです。

子ども神輿と日本精蝋

伝統の祭りを共に守る

徳山工場のある鼓南地区も、全国的な傾向に漏れず、少子高齢化の波が迫っており、祭りの担い手の高齢化などに直面しています。
そのようななか、地元にある企業として地域のお祭りに家族等を連れて参加するなど、地元の伝統行事を共に守っていきたいと考えています。
ご協力いただいた皆さん、お疲れ様でした。